アウターブランディングも大切

ブランド構築には車の両輪であるアウターブランディングとインナーブランディングのいづれも欠かせません。今日はアウターブランディングについての一考です。
企業や事業、商品が対して顧客の持ってもらいたいブランド連想が定義できたならば、それをいかにうまく既存顧客や見込み顧客に知ってもらうかが、まず大切になります。伝統的なマーケティング理論でいうAIDMAの法則のA(ATTENTION)とI(INTEREST)、D(DESIRE)のあたりを目標とした露出活動です。このような活動を社内活動であるインナーブランディングと区別して、アウターブランディングと呼びます。
アウターブランディングで用いるメディアには大きく4つがあります。第1はTV、新聞、雑誌、イベントやWEB上の広告や記事掲載などメディアを活用した活動。第2はクチコミやWEB上の情報交換のチャネルを利用したネットコミ。第3は製品やサービスを実際に試してもらうこと。そして4番目は商品サービスの提供に関わる人間を通して伝えられるものです。
露出の対象となる商品によって、4つのメディナの活用の効果的な割合は異なります。しかし、共通することは、4番目のインナーから伝えられる情報の大切さです。
その意味でインナーブランディングとアウターブランディングは表裏一体のものと言えるかも知れませんね。 K

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投稿者:KAINOSHO [ 管理者編集 ]

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