インナーブランディングという言葉が使われるようになってからまだ多くの年数は経ていません。しかし、インターナル・マーケティングという考え方は以前からその必要性が提唱されていました。
米国のマーケティングの書物を読んでいますと、「インターナル・マーケティング」という言葉をよく見かけます。
その定義をみますと、「インターナル・マーケティングは社員を顧客と捉える哲学であり、彼らのニーズに合った仕事と製品を形作ることである。」としています。
「売り手が本当に好きなものしか、買い手は買ってくれない」とよくいわれます。「社員を顧客と捉える哲学」は、この考え方と共通するものだと思います。
インナーブランディングでも、社員が喜んで提供できる価値を社会と顧客に訴えていくことが欠かせません。
昨今、耐震強度の低いマンションやホテルが問題になっていますが、これらの建物を作っていた人たちは、決して「自分も喜んでそのホテルに泊まりたい」とか考えていないに違いありません。
会社の社会的責任を果たしていくためにも、インナーブランディングは重要な役割を果たすのではないでしょうか?
ところで、あなたの会社の商品は、もちろん喜んでご自身も愛用されている商品ですよね。 K
投稿者:KAINOSHO [ 管理者編集 ]
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