待合室は大切なブランド構築の場

 ブランド価値向上のポイントは、いかに提供者視点ではなく顧客視点で商品やサービスの内容・レベルを客観的に観察できるかです。そこで今日はお客様との最初のふれあいの場、待合室について...
 皆さんが医院や歯科医院に患者として行かれたときのことを思い出してみて下さい。
なかなか名医との評判で行ってみた医院の待合室が薄汚れていて、今にも蜘蛛の巣が掛かりそうだったとしましたら、治療の内容が最新の医療技術を活用したものだとは誰も期待することはないでしょう。
 実際に我が家の近くの眼科医院は蜘蛛の巣が掛かっていたと家内から聞きました。治療の内容に問題はなかったそうですが、さすがに二度とは足を運べないそうです。(笑)
病院や医院、歯科医院などは患者が不安を抱えた状態で訪れる場所です。ですから、ほかの場所にも増して「安心感」「優しさ」「人の暖かさ」を求めています。待合室はそれを感じさせる大切な場所です。  証券会社や旅行代理店などでも同じです。「投資をして儲けたい」「海外旅行で日頃のストレスを解消して元気を取り戻したい」そんな来店客の期待に「ピーン」とくるロビーとなっているところ、意外と少ないと思いませんか?ディズニーランドが場内の清掃を「大切なホスピタリティーの表現」と捉えている理由もうなずけます。 K

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投稿者:KAINOSHO [ 管理者編集 ]

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