ルール遵守は顧客価値を高めるか

%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC.gif今週の雨の日の夕方、4人で一息付こうと喫茶店を探していました。丁度、通りがかりのイタリア風レストランで、お客さんがコーヒーとケーキ取っていました。これは丁度良いなと入ってみましたが、結構混雑していて店の入り口の近くは満席です。店の奥はお客さんが誰もいないので奥に行こうとすると、店員が「奥はお食事の方だけです」と言って、断られてしまいました。時刻はまだ午後5時で食事をするお客さんなどまだ居ません。恐らく「午後5時以降は喫茶の客は奥に通すな」といったルールができているのでしょう。
今時、こんなお店があるのかと不愉快な気分でお店を出ました。考えてみるとこのルールは一体何のためのルールなのでしょうか?「食事で来たお客様のための席を確保するため」なのだと思いますが、どう考えても午後5時から、夕食の客がぞろぞろ入ってくる様子などありません。我々の様な一休みしたい客を断り、店の売上を減らすためにしか役立っていないルールとなっています。
「悪法も法は法」という考えはありますが、どんなルールもその目的を忘れて運用すると、こんな情けない官僚主義のレストランが出来上がってしまうのですね。
あなたの会社やお店には、こんな「客離れに役立っているルール」はないでしょうか?一度、点検してみて下さい。 K

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投稿者:KAINOSHO [ 管理者編集 ]

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