パリ ブランド最前線(その3)

パリ・レポート第3弾 今回はパリで見かけた日本ブランドのご紹介です。

toyotaparis.jpg

 環境意識が進んでいるヨーロッパでは、日本よりも小型の乗用車が主流です。特に街中の駐車スペースが限られているパリでは、乗用車の半分近くがマーチクラスの全長の短い小型車で占められています。
 パリ一番の目抜き通りシャンゼリゼの中程にありますトヨタのショールームでも、写真のように展示されているのは小型車ばかりでした。その中でも、環境対策車であるプリウスが一段高い場所に展示されていました。何かカタログを土産に持ち帰ろうと探しましたら、車のカタログはあまりなくて、トヨタの環境カタログが一番目立つ場所に置かれていました。  最近、日本でもトヨタの環境に関するCMをよく目にしますが、ヨーロッパでも「環境のトヨタ」のブランドイメージ作りに力を入れていることが実感できました。地元のドライバーにトヨタの話を聞きましたところ、「良い車だとは思うけれど、ディーゼル車がないね!」と、まだ環境ブランドという認知には至っていないようでした。
 同じシャンゼリゼのカフェの入り口にも、「名探偵コナン」のシールがしっかり張ってあり、通りを行く観光客に目を光らせていました。日本のアニメキャラクターブランドの海外での活躍はさすがです。
 パリの16区にある高級住宅地パッシーで通りがかりの画材店を覗いていましたら、UNIのボールペンが沢山置いてあるのに目が止まりました。日本の三菱鉛筆のブランドです。でもパリジャンがUNIをMade In Japanだとわかってくれているのかなーと、ちょっと不安になりました。 K

研修・セミナーはこちら 提供サービスはこちら

投稿者:KAINOSHO [ 管理者編集 ]

このページのトラックバックURL:
http://www.kainosho.com/mt/mt-tb.cgi/47

"パリ ブランド最前線(その3)"へのトラックバックはまだありません。

PAGETOP