パリ ブランド最前線(その1)

先週、久しぶりにブランドのメッカ、パリに行って来ました。

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 ユーミンの曲でも歌われた老舗ブランドの立ち並ぶ「フォーブル・サントノレ」には、今でもエルメスや超高級宝飾店などが軒を並べて健在ですが、観光客でも立ち寄れるようなタイプのブランド店はシャンゼリゼ近くの「モンテーニュ通り」が中心となっています。
 年間で東京都の総人口を上回る数の観光客が世界中から訪れるパリの街には、至る所にカフェがありますが、「モンテーニュ通り」のカフェは一味違いました。遠くから見ても「富裕層」だと分かるマダムやムッシュ達が、サングラスを掛けて通り沿いの席に腰かけ、一見の観光客を寄せ付けない雰囲気が漂っています。
 「フォーブル・サントノレ」と違って、高級アパートメントが立ち並ぶ幅の広い並木道に沿った「モンテーニュ通り」には「ベントレー」や「ジャガーのオープンカー」などが並び、パリ中心地の中でも16区と共通する独特な雰囲気を醸し出していました。
 そんな中で、今元気なのはやはり中国人観光客でした。一見すると日本人と外見上の差はあまりないのですが、大勢の家族や仲間で団体行動をしていますので、遠くからでもすぐに中国人グループだとわかります。「モンテーニュ通り」の「グッチ」にも「ルイビィトン」の大きな袋を抱えた中国人グループが入っていきました。北京オリンピックを控えた中国の購買力恐るべしです。
 ファッションブランドの代表格「ルイビィトン」のお店は、写真にありますようにパリ一番のショッピング街「シャンゼリゼ」にあります。他のブランド店はビルの一角を占めるだけなのに、「ルイビィトン」のお店はビル全体を占有しており、ブランドの中でも別格の威光を放っています。8月には日本人や中国人観光客が店の外まで行列を作ったと言われるそのお店も、9月後半のためか混雑はしていませんでした。
 さて次回はパリのファッションブランドの「インナーブランディング」について、お話したいと思います。 K

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投稿者:KAINOSHO [ 管理者編集 ]

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