ブランドメッセージの社員への浸透

ホームページなどで社員が共有するブランドメッセージを掲示している例を見掛けます。しかし、社内での本当のブランド構築はその後なのです。
定められたブランドメッセージをカードにして社員に携帯させたり、朝礼で唱和して浸透を図るケースがよくあります。
メッセージの浸透には言葉自体を覚えてもらう必要がありますから、まず始めの社員への浸透策としては有効です。
しかし、ブランド構築に取り組んだ企業でも、「カードとブランドブックを配布して、メッセージを覚えてもらった所で・・はい活動完了!」としてしまってはいないでしょうか?
大切なのは、言葉として浸透したメッセージに込められたブランド意識が、社員の日頃の業務活動の中で実践され、そのもらたすものが顧客まで伝わっていくことです。
そのためにはブランドメッセージを決めるだけではなく、いろいろな職種に従事する社員のすべてが、それぞれの立場でブランド構築に対して果たすべき役割を認識できるように、ブランドメッセージの消化吸収が行われることです。ブランドメッセージの各部門や現場への展開と呼んだ方が分かり易い良いかも知れません。
この展開と定着そして継続活動を抜きにしてブランド構築は語れないと思います。 K

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投稿者:KAINOSHO [ 管理者編集 ]

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