ブランドの原点はやはり品質

 色々な企業で実施させて頂いていますブランディングに関します社員研修の中で、「ブランド構築に一番大切なものは何だと思いますか」という質問をよく出します。
回答は、
 ①ブランドイメージを伝える社外への露出戦略
 ②製品やサービスの内容と品質
 ③ブランド価値を高めるための社内コミュニケーション
の3つの中から選んで頂くのですが、研修前に多い回答①の「ブランドは露出戦略」、とかくブランドは社外だけへの働きかけといった偏った見方を持たれないように、研修の中で色々な事例を示しながら、ブランド構築のための社員同士の協力とコミュニケーションの大切さをお伝えしています。
 それでは回答②の「製品やサービスの内容と品質」はどうでしょうか?ブランドということばの意味の歴史を振り返りますと、「ブランド=本物の証」という時期が長かったわけですから、ブランド構築にとって製品やサービスの内容と品質を高めることは本質的なものです。
 ただ、「内容と品質さえ良ければほかのことは関係ない」という、狭い意識をもたれないようにも研修の中ではお伝えしています。いくら内容が良くても、それを正しくお客様に伝えることができなければ、お客様は間違った選択をすることになるからです。
 小生がインナーブランディング研修の中でお伝えしていますのは、ブランドの本質である製品・サービスの内容・品質を高めるためにも、またその価値をお客様に伝えるためにも、すべての社員がブランド構築ために果たす役割は大きいという事実です。
 企業ブランドの構築は、内(インナーブランディング)と外(アウターブランディング)の良いバランスによってのみ成功すると考えています。皆さんのご意見は如何でしょうか? K

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投稿者:KAINOSHO [ 管理者編集 ]

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