(第4回)社員一人ひとりが役割を認識する

「社員一人ひとりが役割を認識する」
 製品やサービスに高い価値を作り込むためには、幅広い職種の人々が、自らのブランド構築の役割を認識し、実行に移すことが必要だ。
 真の顧客ニーズを読み取って他社に先駆けて製品化を行うのが、企画や開発設計部門の任務。製品やサービスの品質に責任を持つのは、調達購買、製造そして品質管理部門が果たすべきブランド構築への役割。迅速に顧客に製品・サービスを届けるのが、物流やサービス部門、そして顧客や市場に商品やサービスの価値を正しく理解して頂くのが営業やマーケティング部門のブランド貢献だ。
 いくら品質の高いワインでも、輸送中の温度管理がぞんざいだったり、ソムリエがそのワインに合う料理を勧めなかったりしたら、折角のワインの価値も顧客に伝わらない。インナーブランディング活動を成功に導くためには、すべての社員はもちろんのこと、調達先企業や流通など社外も含めた幅広い関与者の巻き込みが欠かせない。  K

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投稿者:KAINOSHO [ 管理者編集 ]

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