ブランドの個人目標と成果主義

インナーブランディング活動を進めると社員ひとりひとりの目標作りが必要となります。今日はこの目標と成果主義との接点について...

先週発売の日経情報ストラテジーに「成果主義の失敗を乗り越えて」という特集が載っていました。いろいろな会社の社員の方とお話をしていますと、とかく成果主義の悪い評判を耳にします。

  • 「個人主義、悪くいえば利己主義を増長させる結果となり、仲間と協力していこうとする意識が薄れる原因となっている」
  • 「数字で目標を作れといわれるが、管理部門などでは数字目標が設定しにくく、制度が形骸化している」
  • 「BSCと合わせて導入されたが、個人目標設定で重要な役割を果たす中間管理職に主旨が浸透していない」

などなど 現場での評判は散々といっていいかもしれません。

それでは、インナーブランディング活動の最終目標となる個人ごとの目標設定と成果主義の目標とは同じものなのでしょうか?

私はインナーブランディングでの個人目標の作り方で次の点に注意することで、成果主義での失敗を乗り越えられると考えています。

  1. 数値目標には拘らないこと
  2. 顧客への提供価値との関係が見える目標であること
  3. 日常の業務活動の中で常に意識するのに相応しいこと
  4. 職場の仲間とも共有できるものであること
  5. いくつも欲張らず、ひとつだけにすること

皆さまのご意見もぜひお聞かせ下さい。 K

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投稿者:KAINOSHO [ 管理者編集 ]

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