NUDAの法則(第1回)

 当社が永年のインナーブランディング活動支援の中で構築し、ご支援先の企業での支援の理論的なベースとしております「NUDAの法則」についてご紹介します。
 インナーブランディング(インターナルブランディングとも呼ばれます)活動を進められる企業では、よく「ブランドブック」と呼ばれます社員向けのブランド啓蒙のための小冊子が作成されます。ブランドブックの出来不出来がインナーブランディング活動成功の成果を左右すると考えられることが多く見られますが、ブランドブックの制作と配布はインナーブランディングの最初のステップにしか過ぎません。先生が学校で1年間の授業を担当される場合、良い教科書を配布すれば、授業の成功は間違いないと考えるケースはないと思います。社内のブランド浸透活動も同じです。
 当社が提唱しますインナーブランディングの「NUDAの法則」は、社内でのブランド浸透活動を行う際のステップを定義したものですが、ブランドブックの制作と配布は、NUDAの第一段階であるN(Notice)にあたります。
 ブランドブックはただ配られれば良いのではなく、職場での業務活動の中でその内容を活かす状況や場面が設けられることで、初めてその内容が腹に落ちると思います。
 企業でブランド浸透を担当される方から、よく「ブランドブックを配布したのに、浸透が進まない」と言われますが、そんな場合には「学期の最初の授業で配られる教科書」を思いだして頂ければ、その後にやるべきことが想像しやすいと思います。
 当社が提唱します「NUDAの法則」では、N=Noticeだけでなく、U=Understand、D=Desire、A=Actionまでのすべてのステップで必要な活動とそのためのツール群を提案しております。
 次回は、「NUDAの法則」の第2のステップ、UNDERSTANDについて、ご紹介する予定です。

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投稿者:KAINOSHO [ 管理者編集 ]

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